伍徳とは
伍徳とは、中央区の近代建築物調査に掲載されている、1914年(大正3年)の木造店舗併用住宅です。日本橋蛎殻町1丁目に建てられ、町家から看板建築へ移る過渡期の特徴を持つ建物として記録されています。
町家の姿と鋼板の意匠が同居
外観には町家らしい構成がある一方、1階のひさしには鋼板が張られています。従来の町家と、後の看板建築をつなぐような外観が特徴。
鋼板は面を覆うだけでなく、縁に細かなデザインが施されています。建物全体の形とひさしの細部を合わせて見ると、建築樣式が移り変わる途中の特徴を読み取れるでしょう。
中央区の資料には「伍徳」という名称の由来についての説明はありません。一覧も2015年時点の記録であるため、名称の意味や現在の居住・営業状況を推測で補うのは避けたいところ。
日本橋トピック♪関東大震災前に見られた過渡期の姿
伍徳の建築年は1914年で、1923年の関東大震災より前です。中央区は、町家の姿にひさしの鋼板意匠が加わった構成を、看板建築へ移る過渡期の特徴としています。一棟の外観が、建築の変化の途中を伝える実例といえるでしょう。
関連用語
伍徳に関するよくある質問
- 伍徳はどのような建物ですか?
- 1914年(大正3年)に日本橋蛎殻町1丁目で建てられた木造の店舗併用住宅です。町家の構成と1階ひさしの鋼板意匠を併せ持つ建物。
- 伍徳という名前の由来は何ですか?
- 中央区の近代建築物調査は、伍徳という名称の由来を説明していません。確認できる一次情報がないため、字の意味から由来を推測するのは控えるべきでしょう。

