本石町三丁目とは
本石町三丁目とは、江戸期の日本橋に置かれた歴史的な町名です。読みは「ほんごくちょうさんちょうめ」。旧町域は、現行住所の日本橋室町三〜四丁目・日本橋本町三〜四丁目付近に対応します。現行の「日本橋本石町三丁目」とは範囲が異なるため、古地図や史跡の説明では区別が必要でしょう。
長崎屋と時の鐘があった町
本石町三丁目には、オランダ商館長一行の江戸参府で定宿となった薬種屋の長崎屋がありました。その跡は日本橋室町四丁目4番10号付近に区民史跡として登録されています。町には石町時の鐘も置かれ、鐘は関東大震災後に十思公園へ移設されました。
二つの史跡を同じ場所と思わないことも大切。長崎屋跡は日本橋室町、石町時の鐘は移設後の姿を日本橋小伝馬町で見られます。旧町名を手掛かりに、離れた史跡の来歴がつながるのが日本橋の街歩きの面白さです。
日本橋トピック♪本石町三丁目は、海外知識の入口だった?
中央区の説明では、長崎屋にはオランダ商館長一行だけでなく、蘭学者や医師も交流を求めて訪れました。旅人を泊める宿でありながら、西洋の知識や医術に直接ふれる場でもありました。旧町名を知ると、日本橋室町の一角が江戸の知的交流の舞台だったことが見えてくるでしょう。
関連用語
本石町三丁目に関するよくある質問
- オランダ商館長一行の江戸参府は、毎年行われましたか?
- 当初は年1回で、1790年からは4年に1度となりました。中央区の説明では、江戸参府は計166回に及びます。
- 長崎屋跡は、どのような文化財ですか?
- 中央区の区民史跡で、2001年4月1日に登録されました。所在地は日本橋室町四丁目4番10号付近です。

