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喫茶軽食 桃乳舎とは

喫茶軽食 桃乳舎とは、かつて日本橋小網町にあった、明治22年(1889年)創業の喫茶食堂です。昭和初期の看板建築として中央区の近代建築物調査に記録されましたが、喫茶店は2023年2月に閉店し、建物もその後取り壊されています。

赤色のタイルと桃の飾り

外観は、正面の赤色タイル、2階の円柱、そして上部の桃の飾りが目を引く店構えでした。店の名前が外観のモチーフになっている、文字の看板だけに頼らない意匠。

「ミルクホール」という創建時の用途と牛乳販売店としての歴史は、桃乳舎の名前を読み解く手がかりでした。建物の用途と外観の意匠を重ねて見られる点が、この看板建築の面白さといえるでしょう。

喫茶店の閉店と建物の取り壊しにより、現在は現地で店や建物を見ることはできません。ここで紹介するのは、中央区の調査などに残る在りし日の姿です。

日本橋トピック♪屋号を視覚化した桃の飾り

中央区の調査は、建物の上部に桃の飾りがあることを特徴に挙げていました。「桃乳舎」という名前が意匠になり、街なかから店を見分けやすくする仕掛け。赤色のタイルや円柱と合わせ、店舗建築の表情をつくっていました。

喫茶軽食 桃乳舎に関するよくある質問

桃乳舎の桃の飾りは店名の由来を示すものですか?
中央区の調査は建物上部の桃の飾りを特徴に挙げていましたが、店名そのものの由来までは説明していません。そのため、飾りから名称の由来を断定することはできません。
桃乳舎は戦争を経ても営業していたのですか?
はい。中央区の調査によると、ミルクホールと牛乳販売所として新築されたのち、戦中戦後を通じて飲食店として営業を続けたと記録されています。長く親しまれましたが、2023年2月に閉店しました。

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