小網神社の昇り龍・降り龍とは
小網神社の昇り龍・降り龍とは、東京都中央区日本橋小網町にある同社の社殿に彫られた、強運厄除の象徴とされる一対の龍の彫刻です。社殿向拝の左右にあり、天に昇る姿と天から降りる姿が対になっています。
公式表記:強運厄除の「昇り龍」「降り龍」(小網神社公式「境内のご案内」での表記)
読み方:こあみじんじゃののぼりりゅうくだりりゅう
社殿向拝にある一対の龍
小網神社公式は、現社殿・神楽殿が関東大震災後の昭和4年(1929年)に竣工したと説明しています。その社殿に施された重厚な彫刻のなかでも、向拝の左右にある昇り龍・降り龍は、小網神社のご利益にちなむ「強運厄除」のシンボルです。
ここでいう向拝は、参拝者が社殿を正面から見るときに目に入りやすい庇まわりの部分です。境内が広くない小網神社では、近い距離で彫刻を見られる点も特徴。参拝の列の流れを妨げない範囲で左右の龍を見比べると印象的でしょう。
龍の役割を知ると見方が変わる
小網神社公式によると、昇り龍は参拝者の祈りや願いを神様に伝え、降り龍は神様からの徳を参拝者に授けるという伝えがあります。上へ向かう龍と下へ向かう龍は、単なる左右対称の飾りではありません。
小網神社には銭洗いの井や福禄寿、萬福舟乗弁財天像など、ご利益と結びつく見どころが複数並びます。そのなかで昇り龍・降り龍は、社殿そのものを見上げるきっかけになる用語です。お参りの前後に、祈りが上がり、徳が返ってくるという流れを思い浮かべると、短い参拝でも記憶に残るはずです。
日本橋トピック♪龍を見る社殿は戦災を免れた建物
小網神社公式の由緒では、昭和20年の東京大空襲で周辺が焼失するなか、社殿などが戦災を免れたと説明されています。龍の彫刻は強運厄除の象徴であると同時に、いま残る社殿の歩みを感じる手がかりにもなります。彫刻を眺める数秒が、建物そのものを見る時間に変わるかもしれません。
小網神社の昇り龍・降り龍に関するよくある質問
- 小網神社の龍を見るとき、参拝の列で気をつけることはありますか?
- 境内は広くないため、長く立ち止まるより前後の参拝者の流れを優先すると安心です。細部は参拝後に少し離れて確認すると見やすくなります。
- 龍の彫刻を近くで見るとき、どこまで近づいてよいですか?
- 社殿まわりは参拝の場なので、現地表示や係員の案内がある場合はそれに従ってください。無理に近づくより、参拝動線を優先するのが安全です。
- 龍の彫刻を見る前に由緒も確認した方がよいですか?
- はい。現社殿の来歴や戦災を免れた話を知っておくと、彫刻を単なる装飾ではなく社殿の歴史とあわせて見られます。

