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用語 神社仏閣

萬福庵とは

萬福庵とは、小網神社の由緒で神社創建の前に登場する、観世音と弁財天を安置した庵です。いま建物を見に行くスポットというより、小網神社がどのような信仰の重なりから生まれたかを知るための名前です。

小網神社より前に語られる庵

小網神社公式のご由緒では、武蔵国豊島郡入江のあたりに萬福庵があり、恵心僧都の開基であったと伝えられています。開基の年代は明らかでないため、古さを年号で言い切るより、神社の前史に置かれた庵として読むのが安全でしょう。

この庵の伝承は、文正元年(1466年)の悪疫鎮静と小網稲荷大明神創建の話へ続きます。萬福庵を知っておくと、小網神社を「強運厄除の神社」として見るだけでなく、寺院・弁財天・稲荷信仰が重なった場所としても眺められるはずです。

日本橋トピック♪「萬福」は弁財天の名前にも残っている

小網神社公式は、同じ境内にあった萬福寿寺の弁財天像が明治2年(1869年)に小網神社へ遷されたと説明しています。その像は、寺の名にちなみ、舟に乗る姿から萬福舟乗弁財天と呼ばれる存在。萬福庵の名は、由緒の奥だけでなく境内の信仰にも響いています。

萬福庵に関するよくある質問

萬福庵は小網神社の境内に残っていますか?
萬福庵そのものを現存施設として訪ねる語ではありません。小網神社の由緒に出る庵の名として、神社創建前の信仰を知る手がかりになります。
萬福庵は大阪の日本橋と関係がありますか?
萬福庵は、東京都中央区日本橋小網町の小網神社の由緒に出てくる名称です。大阪の日本橋を主題にした語ではありません。

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