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日本橋三越本店本館とは

日本橋三越本店本館とは、東京都中央区日本橋室町にある、国の重要文化財に指定された現役の百貨店建築です。買い物の場でありながら、中央ホールや三越劇場、パイプオルガンなど、各時代の意匠と文化施設を今に伝えています。

重要文化財の指定名称:三越日本橋本店(店舗としての名称は「日本橋三越本店」で、語順が異なります)

1927年の建物を増築しながら育てた

本館の歴史は、一つの完成年だけでは捉えきれません。関東大震災で被災した大正期の建物の鉄骨を活用し、1927年(昭和2年)に鉄骨鉄筋コンクリート造7階建てとして完成。その後も増築を重ね、1935年には五層吹き抜けの中央大ホールが設けられました。

設計は横河工務所が一貫して担当しました。外観は柱や窓を整然と並べる西洋古典様式でまとめ、中央大ホールや特別食堂には幾何学的な装飾を特徴とするアール・デコ意匠を取り入れています。建物の規模だけでなく、増築しても全体の調和を保った構成。

百貨店の中に文化施設が重なる

館内には、中央ホールの天女(まごころ)像、2階バルコニーのパイプオルガン、装飾を残す三越劇場があります。商品を見る動線に建築・美術・音楽・演劇の見どころが重なる、一般の商業ビルとは異なる魅力。

2016年7月25日に国の重要文化財へ指定された際は、外観だけでなく中央大ホールや劇場(文化庁の解説では「三越ホール」、店内の呼び名は「三越劇場」)などの内部意匠、増改築を重ねて百貨店建築を発展させた歩みも評価されました。文化財としての指定名称は「三越日本橋本店」です。

日本橋トピック♪大理石の中でアンモナイトを探せる?

中央ホールからパイプオルガンへ続くメイン階段の大理石には、アンモナイトなどの化石が見られます。化石の展示室があるのではなく、内装材そのものが太古の痕跡を抱えているため、建築を見る楽しみが足元まで広がるでしょう。

日本橋三越本店本館に関するよくある質問

新館も国の重要文化財に含まれますか?
国の重要文化財に指定されているのは本館で、指定名称は「三越日本橋本店」です。店舗全体や新館をまとめた指定ではありません。
三越劇場は本館の何階にありますか?
三越劇場は本館6階にあります。公演の有無や入場条件は催しごとに異なるため、劇場の公式公演情報を確認してください。
パイプオルガンの演奏日時は決まっていますか?
日本橋三越本店は公式サイトで演奏スケジュールを案内しています。日時は変更される場合があるため、来店日の現行情報を確認しましょう。

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