日本橋再生計画第2ステージとは
日本橋再生計画第2ステージとは、2014年のCOREDO室町2・3開業を契機に始まった、日本橋の街づくりの第2段階です。「界隈創生」「産業創造」「地域共生」「水都再生」の4つを軸に、建物の整備と街の活動を結び付けました。
4つのキーワードで街の魅力を面へ広げる
界隈創生は、商業、オフィス、住宅、ホテルなどの用途と路地の賑わいをつなぐ視点です。産業創造では、日本橋に製薬企業が集まる地歴を生かし、ライフサイエンス分野の交流を後押ししました。地域共生は祭りや文化、地域コミュニティを受け継ぐ取り組み、水都再生は日本橋川や舟運へ街の視線を戻す取り組みです。
つまり第2ステージは、再開発ビルだけを指す名称ではありません。施設、路地、産業支援、地域行事、水辺活用といったハードとソフトを一つの街づくりとして束ねた段階です。日本橋再生計画第1ステージで進んだ都市機能の多様化を、周辺の界隈や人のつながりへ広げたと考えると違いが見えてくるでしょう。
街歩きで見える第2ステージ
COREDO室町2・3だけでなく、福徳神社と福徳の森、日本橋髙島屋を核とする日本橋二丁目地区、路地の店舗や季節の催しにも目を向けてみましょう。新しい建物と、残された歴史や地域活動がどう隣り合うかを見ると、4つのキーワードが具体的になるはず。建物の外に広がる路地や催しも大切な観察点です。
2019年に始まった日本橋再生計画第3ステージは、この4つの考え方を引き継ぎながら、水辺、産業、国際的な交流の3構想へ重点を広げています。そのため第2ステージは、初期の複合開発から現在の広域的な計画へつなぐ橋渡しと言えるでしょう。
日本橋トピック♪重要文化財を再開発の「核」にした地区
第2ステージの中核とされた日本橋二丁目地区では、重要文化財の髙島屋日本橋店を保存し、その屋上の緑地や新しい複合ビル、歩行者空間を一体に整備しました。古い建物を残すことと、新しい機能を加えることを両立した、日本橋再生計画の考え方が見える場所ではないでしょうか。
日本橋再生計画第2ステージに関するよくある質問
- 4つのキーワードには優先順位がありますか?
- 公式資料は4つを並列の視点として示しており、順位は付けていません。街の場所や取り組みによって、複数の視点が重なります。
- 日本橋船着場は第2ステージで造られたのですか?
- 日本橋船着場の完成は2011年で、第2ステージの開始より前です。現行の公式ページでは、水都再生につながる取り組みとして紹介されています。
- 第2ステージは完全に終了した考え方ですか?
- 段階は第3ステージへ進みましたが、4つのキーワードや地域資産を生かす考え方は後続の街づくりにも引き継がれています。

