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小津清左衛門長弘とは

小津清左衛門長弘とは、1653年(承応2年)に江戸の大伝馬町一丁目で紙商を始めた伊勢商人です。小津和紙の歴史を開いた、伊勢国松坂出身の創業者です。

日本橋で育てた紙の商い

長弘が29歳で開いた店が「小津清左衛門店」でした。創業は紙商です。では、小津の商いは紙だけだったのでしょうか。実際には、店は繰綿や鰹節も扱う多角的な商いへ広がり、江戸の本町通り沿いに店を構える伊勢店の一つとして発展しました。

創業地は旧大伝馬町一丁目。現行住所では日本橋本町3丁目にあたります。旧町名と現町名は同じ範囲を指す表記ではありませんが、同じ場所で小津和紙と小津史料館へ歴史が受け継がれ、小津家文書が江戸の商家経営を伝えています。

日本橋トピック♪「小津屋」はどうして選ばれた?

小津和紙の公式沿革によると、長弘は同じ伊勢松坂出身の小津三重郎から、繁盛につながるめでたい名だと勧められて「小津屋」を屋号にしました。家印は三角形の中に「久」を配した「△に久」。店名と印の両方に、江戸で商いを始めた時の選択が残っています。

小津清左衛門長弘に関するよくある質問

小津清左衛門長弘と小津清左衛門長生は同じ人物ですか?
同じ人物ではありません。長弘は1653年に紙商を始めた創業者で、長生は1698年(元禄11年)に大伝馬町で木綿店を始めた後代の清左衛門です。

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