椙森神社水盤舎とは
椙森神社水盤舎とは、日本橋堀留町の椙森神社で、参拝前に手や口を清める水盤を納める建物です。西側の鳥居脇に立つ、1931年再建の震災復興建築です。
中央区登録文化財の名称:椙森神社 附造営関係資料
構成建造物:水盤舎
震災復興期の防火思想を伝える水盤舎
椙森神社は関東大震災後、社地が当時の甲種防火地区にあったため、境内の建物を不燃材料による耐震・耐火構造で再建しました。水盤舎も鉄骨やコンクリートを用いた造りで、中央区公式が示す年代は昭和6年(1931年)です。
水盤舎は、社殿・社務所・神楽殿と合わせた4棟として、1995年4月1日に中央区の区民有形文化財へ登録。工事仕様書や設計図面も附属資料として残り、再建時の材料や設計をたどる手掛かり。
境内では西側の鳥居を入った脇にあります。参拝のための設備であると同時に、都市の防火条件に応えた近代の神社建築として見ると、椙森神社附造営関係資料とのつながりも見えてくるでしょう。
日本橋トピック♪近代構造でも神社らしい姿を保った
水盤舎は不燃材料を使った震災復興建築ですが、伝統的な神社建築の形式や意匠も取り入れています。西側鳥居の近くで確かめられる、参拝の導線と防災を両立させた昭和初期の工夫です。
椙森神社水盤舎に関するよくある質問
- 水盤舎と手水舎は違う建物ですか?
- 呼び方が異なる場合はありますが、中央区はどちらも参拝者が手や口を清めるための建物として説明しています。
- 椙森神社水盤舎と住吉神社水盤舎は同じ文化財ですか?
- いいえ。椙森神社水盤舎は日本橋堀留町、住吉神社水盤舎は佃にある別の建物で、年代や登録内容も異なります。

