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用語 街・地名

隅田川大橋とは

隅田川大橋とは、東京都中央区の日本橋箱崎町と江東区佐賀を結んで隅田川に架かる橋で、隅田川でただひとつの二層式(2階建て)の橋です。昭和54年(1979年)に完成した比較的新しい橋にあたります。江戸の昔から続く橋が多い隅田川のなかでは、ちょっと毛色の違う近代的な存在といえるでしょう。

隅田川でただひとつの「2階建て」の橋

この橋のいちばんの特徴は、道路が上下2段に分かれていること。上の段を首都高速9号深川線、下の段を一般の道路が通っています。もともと首都高速をつくるのにあわせて架けられた橋で、まず下段が完成し、その翌年に上段の高速道路が開通しました。橋の長さは385.3メートル。隅田川に架かる橋のなかで、二層式はこの橋だけです。

隅田川では「新顔」の橋

隅田川には、江戸時代に生まれた両国橋新大橋、震災復興期の清洲橋や永代橋など、長い歴史を持つ橋が並びます。そのなかで隅田川大橋は昭和54年(1979年)生まれの新顔。クルマ社会が進んだ時代に、増えていく交通をさばくために架けられた橋です。古い名橋とは生い立ちがまるで違う点も、知っておくとおもしろいでしょう。

箱崎側からの眺め

中央区側のたもとは、日本橋箱崎町。下の段には歩いて渡れる道もあり、隅田川の水面を間近に感じながら対岸の江東区側へと進めます。すぐ上を高速道路が走る独特の光景は、近代の東京ならでは。頭上を車が行き交う橋の上を歩くという、ほかではなかなか味わえない体験ができる橋です。

日本橋トピック♪川の上にも下にも交通が積み重なっている?

隅田川大橋のまわりは、じつは交通の立体パズルのような場所です。橋の上段には首都高速、その下の段には一般の道路。さらに川底の下を東京メトロ半蔵門線が走り抜けています。空の上から地中まで、人やクルマ、電車がいくつもの層に分かれて行き交っているわけです。何気なく渡る一本の橋に、これだけの交通が重なっていると知ると、足元の見え方が少し変わってきます。

隅田川大橋に関するよくある質問

隅田川大橋を歩いて渡れますか?
下の段の一般道側を歩いて渡れます。すぐ頭上を首都高速が走る独特の景色を間近に楽しめます。
隅田川大橋を通行するのに料金はかかりますか?
下段の一般道は無料で通れます。上段の首都高速を利用する場合のみ高速料金がかかります。
隅田川大橋の真下には何が通っていますか?
川底のさらに下を東京メトロ半蔵門線が走っています。上の高速道路から地中の地下鉄まで、交通が何層にも積み重なった場所です。