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用語 街・地名

時の鐘通りとは

時の鐘通りとは、中央区が日本橋室町四丁目5番先から日本橋小伝馬町3番先までに設定している道路愛称名です。読みは「ときのかねどおり」。室町と小伝馬町を結ぶ区間を示す通り名です。

室町四丁目から小伝馬町へ続く通り

中央区の一覧では、時の鐘通りは平成13年度(2001年度)に設定されました。歩道欄は「なし」とされているため、街歩きでは車両の動きに気を配り、通り名と目的地の番地を併せて確認すると安心でしょう。

終点は日本橋小伝馬町3番先ですが、現存する石町時の鐘日本橋小伝馬町5の十思公園にあります。通りの終点と鐘の保存場所は同一地点ではありません。

通り名から江戸の時刻通知をたどる

中央区の文化財解説によると、2代将軍徳川秀忠の時代、当時の本石町に時の鐘が設けられました。現在の町名では日本橋本町四丁目と日本橋室町四丁目にあたる場所です。鐘は一時ごと、おおよそ2時間おきに昼夜を通じて撞かれ、江戸の人びとに時を知らせました。

十思公園に保存される鐘は、鐘に刻まれた銘から1711年に改鋳されたものとみられています。高さは約1.7メートル、口径は約93センチメートル。関東大震災後に移設され、2026年7月確認の中央区案内では除夜の鐘として活用されています。

日本橋トピック♪鐘の音は410町の負担で支えられた

石町時の鐘では、音が聞こえる410町から鐘撞銭を集め、管理と運営に充てていました。負担は家持町人1軒につき1カ月銭4文。江戸の時報は、音の届く町々が支える共同の仕組みでもありました。

時の鐘通りに関するよくある質問

江戸の時の鐘は石町だけにありましたか?
石町だけではありません。中央区の文化財解説によると、明暦の大火後に江戸の市街地が広がると、府内各所へ時の鐘が増設されました。
江戸時代の「一時」はいつも同じ長さでしたか?
同じ長さではありません。日の出と日の入りを境に昼夜をそれぞれ6等分する不定時法だったため、一時の長さは季節によって変わりました。