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用語 食・名物

江戸前てんぷらとは

江戸前てんぷらとは、魚介に小麦粉の衣をつけ、ごま油で香ばしく揚げる江戸の流儀を受け継ぐてんぷらです。江戸の屋台食として広がり、日本橋本町では1885年(明治18年)創業のてん茂がその味を伝えています。

江戸の魚介を屋台ですぐに揚げた

農林水産省は、江戸のてんぷらを魚介の衣揚げとし、ごま油できつね色に揚げるのが特徴と説明しています。江戸前の魚を揚げたてで食べる料理は、寿司や蕎麦と並ぶ町の屋台食として発展したのでしょう。

国立国会図書館の解説では、天ぷらは長崎の南蛮料理に由来し、京都を経て江戸へ伝わったとされています。天明年間(1781〜1789年)には天ぷら屋を掲げる屋台が登場し、江戸の味として定着していきました。

てん茂は屋台から日本橋本町の店へ

てん茂の公式沿革によると、初代奥田茂三郎が1885年に屋台で創業し、1907年(明治40年)に日本橋本町の現所在地へ店を構えました。建物は1947年(昭和22年)のものです。

同店は創業時から胡麻油で揚げる江戸前の味を掲げています。店の歩みそのものが、屋台料理から専門店の一品へという、てんぷらの変化と重なって見えるでしょう。

日本橋トピック♪江戸のてんぷらは串に刺して食べた?

国立国会図書館は、天明元年(1781年)の『夢想大黒銀』に初期の天ぷら屋台と思われる絵があると紹介しています。手前には串に刺した天ぷら、奥にはうず高く盛られた大根おろし。皿に美しく並ぶ専門店の姿とは違い、立ち寄ってすぐ食べられる軽快な料理だったのでしょう。

江戸前てんぷらに関するよくある質問

日本橋に江戸の天ぷら屋台の記録はありますか?
東京都立図書館は、江戸後期の随筆『嬉遊笑覧』に、文化年間より少し前、日本橋に屋台を構えた吉兵衛が新鮮な魚を揚げて売ったとある、と紹介しています。ただし、天ぷらの起源を一人や一地点に限定するものではありません。
てん茂はどこにありますか?
公式の店舗情報では、所在地は東京都中央区日本橋本町4丁目1番3号です。営業時間や休業日は変わる可能性があるため、来店前に公式サイトの案内を確認してください。
てん茂の営業案内はどこで確認できますか?
営業日時や予約に関する案内は、てん茂の公式サイトに掲載されています。季節や店の都合で変わり得る情報は、固定された紹介記事ではなく公式情報を確認するのが確実です。