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日本橋三越本店のパイプオルガンとは

日本橋三越本店のパイプオルガンとは、日本橋三越本店本館の中央ホール2階バルコニーにある、米国製のシアターオルガンです。852本のパイプを備え、中央区民有形文化財の歴史資料として登録されています。

無声映画や舞台を彩るための楽器

製造は米国のルードルフ・ウーリッツァー社。シアターオルガンは、無声映画や商業演劇の伴奏用に作られた楽器です。教会の荘厳な響きを思い浮かべやすいパイプオルガンですが、こちらは一台でオーケストラのような多彩な音を表現するための楽器。

カーテンの奥には、852本のパイプが並ぶ左右のパイプ室があります。演奏台と左右のパイプ室を合わせた幅は8.2mです。手鍵盤と足鍵盤、音色を切り替える音栓を操作すると、トランペットやクラリネットに似た管楽器の音だけでなく、シンバル、木琴、太鼓に相当する音も響きます。

7階から中央ホール2階へ移された

オルガンは1929年(昭和4年)製で、1930年に7階ギャラリーへ設置されました。1935年の本館増築時に、現在の中央ホール2階バルコニーへ移設。建物の拡張に合わせ、音を届ける舞台も変わりました。

2009年には中央区民有形文化財に登録されました。中央ホールの天女(まごころ)像や、本館の三越劇場とあわせて見ると、百貨店の中で美術・音楽・演劇が重なる構成も伝わるでしょう。演奏日時は変更されることがあるため、聴きたい場合は日本橋三越本店の公式スケジュールを確認すると確実です。

日本橋トピック♪汽笛や鳥の声まで鳴らせる?

このオルガンはパイプの音だけでなく、鳥のさえずりや汽笛音などの擬音装置も備えています。演奏者が鍵盤と音栓を操り、映画や舞台の情景まで一台で描くための仕組み。

日本橋三越本店のパイプオルガンに関するよくある質問

パイプオルガンの鍵盤はいくつありますか?
演奏台には61鍵の手鍵盤が3段と、32鍵の足鍵盤があります。さらに89個の音栓を使い、音色を切り替えます。
パイプオルガンの演奏は聴けますか?
日本橋三越本店は公式サイトで演奏スケジュールを案内しています。日時は変更される場合があるため、来店前に現行スケジュールを確認しましょう。

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