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日本橋の地名由来6選|蛎殻町・茅場町・兜町・箱崎町・小伝馬町・馬喰町の語源を検証

日本橋の地名由来6選を表すアイキャッチ

こんにちは!とーんと♡日本橋編集部です。

日本橋エリアの町名を見ていると、「蛎殻町は本当に牡蠣の殻から来たの?」「兜町は金融街だから兜町なの?」と、つい由来を確かめたくなる地名が並びます。
結論から言うと、日本橋の地名由来は「公式情報で比較的はっきり説明できる町」と「伝承・諸説・由来不明として読むべき町」に分かれます。

この記事では、中央区公式の町名由来ページ、日本取引所グループ、中央区観光協会の公開情報をもとに、蛎殻町・茅場町・兜町・箱崎町・小伝馬町・馬喰町の6町を整理します。
地名の語源を「面白い雑学」で終わらせず、街歩きのときにどこまで断定してよいかまで分かるように見ていきましょう。

目次
  1. 日本橋の地名由来6選を一覧で見る
  2. 日本橋蛎殻町の地名由来は牡蠣殻で確定ではありません
  3. 日本橋茅場町の地名由来は茅商人の移転にあります
  4. 日本橋兜町の地名由来は兜塚の故事として伝わります
  5. 日本橋箱崎町の地名由来は箱崎説と箱池説があります
  6. 日本橋小伝馬町と馬喰町の地名由来を職能から読む
  7. 日本橋の地名由来を街歩きで楽しむ見方
  8. 日本橋の地名由来でよくある質問
    1. Q. 日本橋蛎殻町は牡蠣殻が由来ですか?
    2. Q. 日本橋茅場町の由来は何ですか?
    3. Q. 日本橋兜町は金融街だから兜町なのですか?
    4. Q. 日本橋箱崎町の由来は福岡の箱崎ですか?
    5. Q. 日本橋小伝馬町の由来は何ですか?
    6. Q. 日本橋馬喰町は馬の商人が由来ですか?
    7. Q. 日本橋の地名由来を散策で楽しむならどこから見るとよいですか?

日本橋の地名由来6選を一覧で見る

まず、日本橋の地名由来6選を一覧で見ると、茅場町と小伝馬町は由来を比較的説明しやすく、蛎殻町・箱崎町・馬喰町は「そう伝わるが確定ではない」部分が残ります。
兜町は有名な故事がある一方、兜岩や兜塚にまつわる説は複数あるため、金融街としての歴史と町名由来を混ぜないことが最初の分かれ目でしょう。

町名読み方由来の見方
日本橋蛎殻町かきがらちょう牡蠣殻が堆積した海浜だったとされますが、町名由来は明確ではありません
日本橋茅場町かやばちょう神田橋付近の茅商人を移したことから生まれた町名とされています
日本橋兜町かぶとちょう源義家にまつわる兜塚の故事として伝わります
日本橋箱崎町はこざきちょう筑紫箱崎説と箱池・箱崎池説があり、由来は明確ではありません
日本橋小伝馬町こでんまちょう名主が伝馬役をつかさどったことに由来します
日本橋馬喰町ばくろちょう博労頭が住んでいた記録はありますが、町名由来かは明確ではありません

日本橋の地名由来を読むコツは、「語感の面白さ」より「根拠の確度」を先に見ること。
たとえば蛎殻町は名前から牡蠣殻を連想しやすいものの、中央区公式は町名由来を断定していません。逆に茅場町は、茅商人の移転という説明が公式情報で確認できます。

日本橋の地名由来6町の確度差を表す図解

日本橋の中心そのものを知りたい場合は、橋の歴史や街の成り立ちをまとめた日本橋本石町の記事や、京都の室町との違いを扱った日本橋室町の記事もあわせて読むと、地名の層が見えやすくなります。

出典:中央区観光協会「日本橋・京橋・茅場町」(2026年7月4日確認)

日本橋蛎殻町の地名由来は牡蠣殻で確定ではありません

日本橋蛎殻町は、名前だけ見ると「牡蠣の殻が由来」と言い切りたくなる町名です。
ただ、中央区公式ページでは、昔は漁師の小網の干し場で、牡蠣殻が堆積した海浜だったらしいと紹介したうえで、町名の由来は明らかではないと整理しています。

つまり、日本橋蛎殻町の地名由来は「牡蠣殻が関係していそう」と感じられる一方で、公式情報上は牡蠣殻由来で確定とは書けません。
街歩きでは、隅田川や箱崎方面に近い低地の記憶、水辺の暮らし、漁や干し場の名残を想像するくらいがちょうどよい距離感でしょう。

日本橋蛎殻町の水辺と牡蠣殻の記憶

蛎殻町だけを深く知りたい方は、日本橋蛎殻町の由来を調べた記事も参考になります。
この記事は6町を横断しているため、蛎殻町については「水辺の記憶はあるが、町名由来は断定しない」という線引きを押さえておけば十分でしょう。

出典:中央区公式サイト「日本橋蛎殻町地区」(2026年7月4日確認)

日本橋茅場町の地名由来は茅商人の移転にあります

日本橋茅場町の地名由来は、6町の中では比較的説明しやすい町名でしょう。
中央区公式ページでは、江戸城拡張工事の際に神田橋付近の茅商人をこの地に移し、市街を開いたことから茅場町の名が生まれたと案内しています。

茅は屋根材や生活資材にも関わる植物で、町名からは商いと都市整備の動きが読み取れます。
日本橋茅場町の地名由来を知ると、現在のオフィス街や証券会社の印象だけでなく、江戸の町づくりで人と商いが動かされた場所として街を見られるようになります。

茅場町は兜町と隣り合い、現代では金融・証券の街として一体に語られることが多いエリアです。
ただし、茅場町の町名由来は茅商人、兜町の町名由来は兜塚の故事として分けて読むと、地名の背景が混ざらずに理解しやすいでしょう。

茅場町と兜町の地名由来を分けて読む図解

出典:中央区公式サイト「日本橋茅場町・日本橋兜町地区」(2026年7月4日確認)

日本橋兜町の地名由来は兜塚の故事として伝わります

日本橋兜町と聞くと、東京証券取引所や金融街のイメージが先に浮かぶかもしれません。
しかし、日本橋兜町の地名由来は、源義家が奥州征伐の際に暴風を避けるため鎧を沈め、帰途に塚を築いて鎧を埋めたという故事として中央区公式ページに掲載されています。

一方で、日本取引所グループの公式ページでは、兜神社や兜岩にまつわる話を紹介しながら、兜岩の由来には複数の説があり、確かな裏付けがあるとは言い切れない趣旨で整理しています。
そのため、本文では「伝わります」「故事として知られます」という表現にとどめ、歴史的事実として断定しません。

兜町が金融街として発展した話は、町名由来とは別の時代の見どころでしょう。
日本橋兜町の近代以降の変化を知りたい方は、兜町の金融街と再開発を整理した記事へ進むと、兜塚の故事と金融街の歴史を別々に理解しやすくなります。

出典:日本取引所グループ「兜町の史跡」(2026年7月4日確認)

日本橋箱崎町の地名由来は箱崎説と箱池説があります

日本橋箱崎町の地名由来も、断定より諸説として読むべき町名です。
中央区公式ページでは、由来は明らかでないとしたうえで、筑紫箱崎の名を取ったとする説と、昔このあたりに箱池または箱崎池があったとする説を紹介しています。

ここで気を付けたいのは、福岡の箱崎説だけを採用して「箱崎町の由来は福岡です」と言い切らないことです。
日本橋箱崎町の地名由来は、公式情報でも2つの説が並ぶため、どちらか一方を確定扱いしないのが安全でしょう。

箱崎町の街歩きでは、首都高速や東京シティエアターミナルの現代的な印象が強くなります。
だからこそ、町名を見たときには日本橋箱崎町を扱った記事もあわせて読み、水辺・池・外部地名の伝承が重なっている町として捉えると、現在の景色とのギャップまで楽しめるでしょう。

出典:中央区公式サイト「日本橋蛎殻町地区」(2026年7月4日確認)

日本橋小伝馬町と馬喰町の地名由来を職能から読む

日本橋小伝馬町と日本橋馬喰町は、どちらも人の役割や職能を思わせる町名です。
ただし、小伝馬町は伝馬役との関係を由来として説明できる一方、馬喰町は博労頭の居住記録が町名由来かどうか明らかではありません。

小伝馬町と馬喰町の職能由来の確度差
町名関係する語公式情報での確度
日本橋小伝馬町伝馬役名主宮辺又四郎が伝馬役をつかさどったことに由来
日本橋馬喰町博労頭博労頭が住んでいた記録はあるが、由来かは明確ではない

伝馬役とは、江戸の交通や荷物輸送に関わる役務として理解すると分かりやすくなります。
日本橋小伝馬町の地名由来をもっと掘り下げたい場合は、隣接する大伝馬町の歴史を扱った大伝馬町の記事も読むと、伝馬制度と町名のつながりが立体的に見えてきます。

馬喰町の「馬喰」は、馬の売買や仲介に関わる博労を思わせる言葉です。
中央区公式ページにも、博労頭が住んでいたという記録が紹介されていますが、それが町名の由来かどうかは明らかではないため、ここでも断定は避けます。

馬喰町や横山町周辺は、現在も問屋街の雰囲気が残るエリアです。
街の成り立ちや問屋街の見方を知りたい方は、横山・馬喰町エリアの記事も合わせると、町名由来の不確かさと現代の商いの顔を分けて見られます。

出典:中央区公式サイト「日本橋小舟町地区」(2026年7月4日確認)

出典:中央区公式サイト「日本橋浜町地区」(2026年7月4日確認)

日本橋の地名由来を街歩きで楽しむ見方

日本橋の地名由来を街歩きで楽しむなら、最初から全町を一気に回ろうとしなくて大丈夫です。
日本橋・室町・茅場町・兜町のように近い町をひとかたまりにし、別の日に蛎殻町・箱崎町・小伝馬町・馬喰町へ広げると、地名の背景を整理しながら歩けます。

散策中は、地名板や交差点名を見つけたら「これは商人の移転なのか」「交通や職能なのか」「伝承として残っている話なのか」と一度立ち止まってみてください。
日本橋の地名由来は、ひとつの正解を暗記するより、町ごとの確度差を知って歩くほうが面白いはず。

日本橋の地名由来を街歩きで楽しむ視点

たとえば、室町の由来を読んでから兜町へ進むと、老舗・商業・金融の顔が短い距離で切り替わります。
本石町や室町のような町名記事を先に読んでおくと、日本橋という地名の中心性と、周辺町名の個性を分けて楽しめるでしょう。

最後に、地名由来は魅力的な話ほど断定したくなります。
でも、公式情報が「明らかではない」としている町は、その不確かさ自体が街の厚み日本橋の地名由来を人に話すときは、「確定」「諸説あり」「由来不明」を分けて伝えると、ローカルメディアらしい誠実な楽しみ方になります。

日本橋の地名由来でよくある質問

Q. 日本橋蛎殻町は牡蠣殻が由来ですか?

中央区公式ページでは、牡蠣殻が堆積した海浜だったらしいと紹介されていますが、町名の由来は明らかではないとされています。
そのため、「牡蠣殻が由来で確定」とは書かず、牡蠣殻を思わせる水辺の記憶が残る町名として読むのが安全です。

Q. 日本橋茅場町の由来は何ですか?

中央区公式ページでは、江戸城拡張工事の際に神田橋付近の茅商人をこの地に移し、市街を開いたことから茅場町の名が生まれたと説明されています。
6町の中では、由来を比較的はっきり説明しやすい町名です。

Q. 日本橋兜町は金融街だから兜町なのですか?

金融街としての兜町の歴史と、町名の由来は分けて考えます。
中央区公式ページでは源義家にまつわる兜塚の故事が紹介され、JPX公式ページでは兜岩の由来に複数説があることも分かります。金融街としての発展は後年の見どころです。

Q. 日本橋箱崎町の由来は福岡の箱崎ですか?

中央区公式ページでは、筑紫箱崎の名を取った説と、昔このあたりに箱池または箱崎池があったという説が紹介されています。
由来は明らかではないため、福岡の箱崎説だけを確定扱いしないほうがよいでしょう。

日本橋箱崎町の2つの由来説

Q. 日本橋小伝馬町の由来は何ですか?

中央区公式ページでは、名主宮辺又四郎が伝馬役をつかさどったことに由来すると説明されています。
伝馬役は交通や荷物輸送に関わる役務として捉えると、町名の意味が分かりやすくなります。

Q. 日本橋馬喰町は馬の商人が由来ですか?

中央区公式ページでは、博労頭が住んでいたという記録があるものの、それが町名の由来かは明らかではないとされています。
馬喰町は馬や博労を連想させる町名ですが、由来は断定せずに読むのが安全です。

Q. 日本橋の地名由来を散策で楽しむならどこから見るとよいですか?

初めてなら、日本橋・室町・茅場町・兜町のように近い町を小さくまとめて歩くのがおすすめです。
次に蛎殻町・箱崎町・小伝馬町・馬喰町へ広げると、商人、交通、職能、水辺、伝承の違いを比べやすくなります。

日本橋用語集

850語を収録

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